『かぜはふり』の表現上の工夫
数々の初めての試みが、『かぜはふり』には採用されています。それらを紹介し、そのようにした理由を説明します。
輪郭線を描かない
フルカラーで漫画を描き始めたときから、「輪郭線なんて要らないのでは?」と思うことがしばしばありました。理由は以下。
…数々の初めての試みが、『かぜはふり』には採用されています。それらを紹介し、そのようにした理由を説明します。
フルカラーで漫画を描き始めたときから、「輪郭線なんて要らないのでは?」と思うことがしばしばありました。理由は以下。
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登場人物のトリビアを交えながら『かぜはふり』の解説を続けてきました。今回は巴がどのように作品のキャラクターになったかを追います。
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ここまで木曽義仲、今井兼平と続き、順当ならば巴について語るところですが、先に山吹について書きます。そしてその前に、『かぜはふり』がこれまでの村田川作品とどのように違うのか説明します。
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前回 は木曽義仲について書きましたが、今回はその義理の兄である今井四郎兼平について、思うことを書きます。
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木曽義仲といえば「粗暴、田舎者、無教養」というイメージが定着しています。京都で市民から略奪を働いたり、上皇を襲撃して幽閉したり。しかし、『かぜはふり』ではそれとは異なり、以下のような人物像になっています。