このエピソードでは自分でもやりすぎと感じるぐらい小ネタが入っています。
今回の扉絵のコンセプトは「美少女イラスト風」です。ありがちな「カメラ目線で手を広げている意味不明なポーズ」を茶化して、もみじで両目を塞ぎました。
アホみたいにレイヤーを分けたせいで、元画像は 300MB もあります。
伊勢の家にある「もっと良い道具」は、サイフォンと手挽きミルです。
僕の知人のコーヒークレイジーのエンジニアが、コーヒーのベストな抽出方法を (聞いてもないのに) 語ってくれたので、このシーンで活かしました。
彼いわく、「コーヒー豆は挽く時に熱を持つと風味が損なわれるので、手挽きが一番」「サイフォンでアルコールランプの火を自分で調整しないと、ベストの抽出温度にならない」そうです。もうコーヒー屋に転職すればいい。
「グ~~レイトォー」の発音は、懐かしの ケロッグ・コーンフロストの CM でおなじみ「トニー・ザ・タイガー」より引用です。
たぶん読めなかったと思いますが、 “I BEAN YOU” と書いています。元ネタはセロニアス・モンクの名曲 “I Mean You” です。 “bean” は動詞で「ビーンボール (危険球) を投げる」という意味なので、かなり攻撃的な文字列。
クラゲは英語で「ジェリーフィッシュ」なので、ジャズ・サクソフォニストの「ジェリー・マリガン」とかけました。
左端に入っているのは ドンジニア episode 8: ザ・麺・アイ・ラブ で登場した、ヘッドマウントVRディスプレイです。
棚の真ん中には、世界的に売れているコンピューター基盤の Raspberry Pi (ラズベリー・パイ) をパロった箱が入っています。ラズベリーではなくブドウになってますが。
桐生が旅立った先は、福井県の 東尋坊 です。 episode 15: エビデンス で PC を大量に誤発注した罪の意識に追い詰められ、たどり着いたようです。
「Mr. ビーン」をパロったキャラクター。コーヒーだけに、色黒になっています。
ワーオ!画像が多すぎて1記事に収まりませんでした。続きは明日の記事に分けます。