僕は漫画を公開後に微妙に修正を加えることがあります。セリフの誤字や、色の塗り間違いは以前から直していましたが、最近は「流れが悪い」と感じたシーンも直したりしています。
最近公開した ドンジニア episode 15: エビデンス でも、微妙な修正がされています。
これは2ページの1コマ目ですが、微妙に変わっています。変えた理由は以下。
- 部屋名のプレートやドアノブの立体感が薄い
- 山田のシルエットが2コマ先の姿と矛盾するので、ボカしてごまかした
ほかにも、手の込んだシーンを捨てることもあります。以下は4ページ目の「社内申請システム ONASHAS」のビフォー・アフター。
ビフォー
↓
アフター
修正前は ONASHAS のロゴをわざわざ Microsoft Word で書いて、システムのチープ感を強調していました。しかしその後のストーリー展開では、山田がフォームの入力に苦戦するので、「やたら長い入力フォーム」ということがもっと伝わりやすいように修正しました。
ほかにも、重要ではないシーンなのに彩度が高すぎて変に強調されているコマの色合いを地味にしたり、フキダシの位置を変えたりしています。
読者からすればどうでもいい問題とは分かっていますが、気になりだすと眠れなくなるので、修正してしまうのです。もっと大きな人間になりたいです。
余談ですが、藤子・F・ゴッド・不二雄先生もしばしば修正をする人で、僕が子供の頃に読んだ『てんとう虫コミックス』版の内容と、最近の『藤子・F・不二雄大全集』の載っているもので異なっているシーンが結構あります。例えばブタゴリラのセリフが「お前死ね」から「お前どっか行け」に変わっていたり。(参考画像求む)